ゲーム&ウォッチが懐かしくて、ググッて目に留まったのが任天堂HPの『
社長が訊く「ゲーム&ウオッチ」』
であった。とても濃い内容で、こういうページを公開する任天堂ってすごいな!と思ってしまう。
このゲームは電卓のチップをベースに作られたので、液晶のセグメントが72という制約があり、そのなかで可能なかぎりの面白さを詰め込むために開発者が苦労したとか。制約の中で最大限の努力をする方が面白いものができるということはなんとなくそうだなあとか思うね。
ゲームウォッチはゲームの原点を見ているような気がする。タイミングよくボタンを押す、たったそれだけのことなんだけれどそれですごく悔しかったりすごく充実感で満たされたりする。よくよく考えてみると不思議だよね。こんな簡単な装置で人間の気持ちを大きく動かすことができるんだから。
でもゲーム&ウォッチの開発のためにたくさんの人が大変な努力をしていたことを知るとまあそれも当たり前かなとかいう気がしてきた。