三角関数の加法定理の証明の図をsvgで書いてみた。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>証明というか説明すると、
- まずOAが1の直角三角形OBCを書く。
- OBを斜辺とする直角三角形OBCを描く。
- AからOCに垂線を引き、OCとの交点をE、OBとの交点をFとする。
- BからAEに垂線を引き、その交点をGとする。
- ABはsinαである。
- OBはcosαである。
- BCはOBsinβ = cosαsinβである。
- OCはOBcosβ = cosαcosβである。
- ∠BFA = ∠OFEである。∠ABF=∠FEO=90°である。よって∠BAF=∠FOE=βである。
- よってAGはABcosβ = sinαcosβ、BGは sinαsinβである。
- sin(α+β)はAEに等しい。OAが1なので。
- AE=AG+GE=AG+BC=sinαcosβ+cosαsinβである。よってsin(α+β) = sinαcosβ+cosαsinβ
- 同様にcos(α+β)=OE=OC-EC=cosαcosβ - sinαsinβである。
証明法はこれ以外にもいろいろあるのだけれど、私はこれが一番わかりやすかった。子供の数学の教科書の証明はちょっとわかりにくかった。