ホキ美術館に行こうかとか思っていたときにふと、皆が見て美しいと思うC++ソースコードってどんなのだろう?とか考えた。実際に世の中に存在し、充分実用性のあるものでソースコードが公開され、そのコードが美しいと感じるものだ。今までいろいろなソースコードを見てきたけど何故か思い浮かばない。もちろん自分のソースコードが美しいと感じたことはなくむしろ薄汚く感じるくらいなので残念ながら私にはその才能は無い。
自分のことはさておき一般的に見て美しいソースコードと感じる具体例が見たくなったので「美しいソースコード」というキーワードで検索すると「美しいソースコードのための七箇条」というのを見つけた。
http://blog.shos.info/archives/2007/08/post_289.html
たしかにこの七ヶ条は美しいソースコードを記述するために必要な要素なのであろう。だがこれに適合するソースコード例は記載されていなかった。私は具体的な成果物を見てみたいのだ。で、この記事の下に「なぜソースコードは美しくあるべきなのか」という記事へのリンクがあった。
- 意図を表現
- 単一責務
- 的確な名前
- Once And Only Once
- 的確に記述されたメソッド
- ルールの統一
- Testable
http://d.hatena.ne.jp/u_1roh/20070801/1185950896
この記事も内容はすばらしいのだが残念ながら美しいコード例は記載されていなかった。心がけはわかるのだが私は具体例を見てみたいのだ。
ググリかたが悪いのではないかと思ったので「美しいソースコード例」で検索しても結果はさほど変わらなかった。具体例にはなかなか辿りつけないようだ。
万人が見て美しいと感じるC++のソースコードはどこにあるのだろうか。そもそもそんなものは世の中に存在するのだろうか。
ソースコードの美しさっていうのはアルゴリズムの美しさやソースコードの見た目のデザイン、可読性など様々な要素があるので一概に美しいソースコードっていっても人それぞれに感じ方が異なるのかもしれないので万人うけするソースコードなんて存在しないのかもしれないね。僕のように写実な絵画が美しいと感じる人もいれば抽象な絵画が美しいと感じる人もいるように。