APPLE IIとかMac

公開:2014-11-28 09:00
更新:2020-02-15 04:37
カテゴリ:ハードウェア,コンピュータの歴史

先週家の大掃除第一回目を行い、そのときたまたま本棚を整理していて目についたウォルター・アイザックソンの「スティーブ・ジョブズ」をまた読み返している。この本で好きな部分はやはりApple II からMac誕生までの部分である。

ペーパーバック版 スティーブ・ジョブズ 1

ペーパーバック版 スティーブ・ジョブズ 1

ペーパーバック版 スティーブ・ジョブズ 2

ペーパーバック版 スティーブ・ジョブズ 2

  • 作者: ウォルター・アイザックソン,井口耕二
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/11/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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その能力やパッケージデザインは日本のパソコンはおよびもしなかったと思う。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/79/Apple_iieuroplus.jpg

この本を読むとジョブズのApple IIに対するこだわりがすごかったことがよくわかる。これくらいこだわりがないと革命的な製品は生まれないのだ。またジョブズとウォズニアックというコンビでしかこの所業はなしえなかったということもよくわかる。

Macは仕事で使っていた。実に使い勝手のよいPCであった。Mac Drawをワープロ替わりにしてプログラムの仕様書を書いていた。このアプリとレーザーライターが生み出すドキュメントはそれだけで価値あるものになった。これを使うと当時一般的なPC98などを使う気には到底なれなかった(Lotus 1-2-3や一太郎の時代だ)。

Excel・MacDraw・FileMakerでたいていのことはできた。

あとはHyper Cardなんていう革新的なソフトもあったよね。。

爆弾が頻発するのがたまに傷だが。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/e3/Macintosh_128k_transparency.png

有名なMacのCM「1984」も貼っておこう。

一番好きなのはSE30である。コンパクトさとパフォーマンスのバランスが絶妙だったように思う。その後Windowsを使うようになってMacからは離れたが。とにかくMacはこのサイズのものが最高なのである。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/db/Se30.jpg/741px-Se30.jpg

あとグループワークをする際にApple Talkというネットワーク・システムが大活躍した。Macはかなり初期のモデルからピアツーピアのネットワークを構築することができ、グループワークをこなすことができたのだ。これも特筆すべきことだ。この機能もPARC見学で得たものの一つなんだろうね。