先週家の大掃除第一回目を行い、そのときたまたま本棚を整理していて目についたウォルター・アイザックソンの「スティーブ・ジョブズ」をまた読み返している。この本で好きな部分はやはりApple II からMac誕生までの部分である。
- 作者: ウォルター・アイザックソン,井口耕二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/11/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 9回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
- 作者: ウォルター・アイザックソン,井口耕二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/11/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
その能力やパッケージデザインは日本のパソコンはおよびもしなかったと思う。
この本を読むとジョブズのApple IIに対するこだわりがすごかったことがよくわかる。これくらいこだわりがないと革命的な製品は生まれないのだ。またジョブズとウォズニアックというコンビでしかこの所業はなしえなかったということもよくわかる。
Macは仕事で使っていた。実に使い勝手のよいPCであった。Mac Drawをワープロ替わりにしてプログラムの仕様書を書いていた。このアプリとレーザーライターが生み出すドキュメントはそれだけで価値あるものになった。これを使うと当時一般的なPC98などを使う気には到底なれなかった(Lotus 1-2-3や一太郎の時代だ)。
Excel・MacDraw・FileMakerでたいていのことはできた。
あとはHyper Cardなんていう革新的なソフトもあったよね。。
爆弾が頻発するのがたまに傷だが。
有名なMacのCM「1984」も貼っておこう。
一番好きなのはSE30である。コンパクトさとパフォーマンスのバランスが絶妙だったように思う。その後Windowsを使うようになってMacからは離れたが。とにかくMacはこのサイズのものが最高なのである。
あとグループワークをする際にApple Talkというネットワーク・システムが大活躍した。Macはかなり初期のモデルからピアツーピアのネットワークを構築することができ、グループワークをこなすことができたのだ。これも特筆すべきことだ。この機能もPARC見学で得たものの一つなんだろうね。