またRydeenのカバー曲つくりを再開しているが、今日はコードの音色を作り直していた。このコード音もRydeenらしさを醸し出す音色であるのでなおととい昨日とこの音をいじくりまわしていた。この音色はRoberson Audio SynthesizersのProphanityを使って作っている。一応プロフェットのクローンであるらしい。なぜこのVSTを使っているかというとコード音色はやっぱりプロフェットだろうなぁと思ったので。
Rydeenの原曲を聴くとコード音色はちょっと歪んだ成分が入っている。だけど心地よい音色でなんとも言えない感じである。コーラスも若干かかっているのかなと。この歪みってやっぱりディストーションとかオーバードライブとかかけているのかなと思って試したけど汚れすぎてしまう。アバンギャルドなときのYMOであればこれでもいいのだがこの時のYMOは正統派テクノ・ポップなのでそれではいけない。で、頭に浮かんだのがポリ・モジュレーションである。これってプロフェットの特徴的な機能で、プロフェット・サウンドと呼ばれるものはこの機能を活用していることが多い。音色的にはリング・モジュレーションとかディストーションをかけたような効果が得られるとのことでさっそくいじってみた。下が改良前の音色である。アフターエフェクトとしてコーラスをかけている。
そして改良後の音色が下の動画である。多少他のパラメータもいじっているが左上のポリ・モジュレーションの効果が大きい。わたしとしてはいい感じになったと思うがどうだろうか。