何気に便利に使っているエアロスナップ。タイトルバーをつかんでウィンドウの端に当てると自動的にウィンドウのサイズが調整される機能である。たとえば画面左端に当てるとウィンドウが左半分に表示される。画面を横に2分割して表示するのに便利な機能である。この機能、Windows 7からある機能なのであるが少し機能不足な感があった。たとえばマルチモニタの時は、モニタの内側にエアロスナップすることができなかった。下のスクリーンショットの赤枠のウィンドウの部分である。キーボード・ショートカット(Window + →かWindow + ←)でのみ可能だったのだ。
これはWindows 8でも変化しなかったが、Windows 10になって改良された。
まずマルチモニタの内側のエアロスナップが可能になった。
次に画面の隅にスナップすると画面の1/4にサイズ調整されるようになった。このように画面を4分割表示するのも簡単にできる。画面の四隅にエアロスナップするだけだ。
さらにはエアロスナップした後の開いている画面にウィンドウの一覧がサムネイル表示され、サムネイルをクリックするとそのウィンドウで残り画面を埋める機能も新たに設けられている。
最後にショートカットキーであるが、Windows + (↑,↓,←,→)でスナップのコントロールができる。さらにWindowsキーを押しながら連続してカーソルキーを押し続けると次々にスナップ箇所が切り替わる。
エアロスナップはとても便利になった。