HTML5のaudioタグはオーディオ・ファイルを再生するだけという、簡素なAPIである。それだけでは物足りないのでAudio Data APIやらWeb Audio APIが開発されている。
Audio Data APIは低レベル・オーディオ再生APIである。WASAPIやASIOなどに類似したインターフェースとなっており、ウェーブデータをそのままサウンドバッファに送り再生することができる。
Web Audio APIは高レベル・オーディオAPIである。これはなんとなくDirect Showなんかと似た感じのするAPIで、モジュラーっぽく音源やエフェクトを接続して再生することができる。
Audio Data APIはFirefox、Web Audio APIはChromeで利用できる。