CryptographicBuffer class

公開:2012-08-06 09:30
更新:2020-02-15 04:37
カテゴリ:winrt,windows store apps,windows

CryptographicBuffer class.

昨日URLエンコード・デコードを調べていたら見つけたクラス。スタティックメソッドのみで、IBufferに関する下記の操作を提供するユーティリティ・クラスだ。

メソッド名内容
Compare2つのIBuffer^を比較する。
ConvertBinaryToStringIBuffer^を指定したエンコーディング形式(BinaryStringEncoding::Utf8,BinaryStringEncoding::Utf16LE ,BinaryStringEncoding::Utf16BE )で変換する。結果はPlatform::String^に格納され返される。
ConvertStringToBinary Platform::String^を指定したエンコーディング形式で変換する。結果はIBuffer^に格納され返される。
CopyToByteArrayIBuffer^の内容をバイト配列(array<unsinged char>^)にコピーする。
CreateFromByteArrayバイト配列(array<unsinged char>^)からIBuffer^を作成する。
DecodeFromBase64StringBase64でエンコードされたPlatform::String^をIBuffer^にデコードする。
DecodeFromHexString16進文字列にエンコードされたPlatform::String^をIBuffer^にデコードする。
EncodeToBase64StringIBuffer^の内容をBase64にエンコードする。結果はPlatform::String^で返す。
EncodeToHexStringIBuffer^の内容を16進文字列にエンコードする。結果はPlatform::String^で返す。
GenerateRandom指定した長さの乱数データが入ったIBuffer^を作成する。
GenerateRandomNumber乱数を生成する。

IBufferは処理用の一時格納領域として用いられる。IBufferはCapacityとLengthプロパティしかなく、その内容を直接参照することはできないようだ。