|| KTV || 関西テレビ放送 [ 平成22年度文化庁芸術祭参加 その街の今は ]

公開:2012-01-22 19:35
更新:2020-02-15 04:37
カテゴリ:日記

|| KTV || 関西テレビ放送 [ 平成22年度文化庁芸術祭参加 その街の今は ].

フジテレビでやっていたのでこたつに入りながら観た。現在の大阪の風景が昔の風景と共に語られれつつ、軽い恋愛ストーリー(軽くないかも)が展開する。

私は大阪府の出身で今は関東に住んでいる。TVで大阪に関するものといえばコテコテネタだったりするけれど、このドラマはなんか変に誇張された大阪のイメージが入っていなくて自然な感じで良かった。コテコテな所があるのは間違いないけれどそんなにどこもかしこもコテコテでは無いのだ。大阪という街は。東京ほどでは無いかもしれないけれど洗練された一面も持っているのだ。

大阪にいたときは淀屋橋~北浜あたりが一番のお気に入りだった。中央公会堂や大阪市役所とか、北浜の川沿いの古いビルディングなど。一人で喫茶店に入ったりとかお客さんのところに行った帰りに中央公会堂の地下の食堂(大阪ホテル)でオムライスを食べたりとか。そういうことをすることですごくホッとするというか癒されるというか。少しリッチな気分を味わいたかったのかもしれない。大阪にいたときは若かったからね。

わざわざ中之島図書館まで行って本を読んだりとかもしたなあ。古いけどすごく雰囲気のいい場所だった。石造りやレンガの建物を観るのも好きで暇があれば寄り道して立ち止まりしばらく眺めていたりとかよくした。綿業会館とかね。 でもそんな中に緒方洪庵の適塾跡とかいう長屋風の建物もあった。福沢諭吉がここで勉強していたなんてことを知ったりとか。オフィス街である淀屋橋付近であっても大阪の街はちょっと混沌とした感じがあって、それがまた良い感じなのだ。

10代の頃には友達に連れられてアメ村にもよく行った。服とかには全く興味は無いけれど(現在はさらにダサ度が進化しているが)アメ村が大阪では若者ファッションの中心地であったのでそれなりに楽しかった。でも昔から趣味が趣味なもので日本橋電気街に行くことの方が圧倒的に多かったけれどね。日本橋にある高島屋別館の建物も好きだったな。

ドラマでは丼池あたりにある喫茶店が舞台となっていた。丼池って過去は確かすごい寂れていた(シャッター通り)と思うけれど再開発されたのかなんか風景がまるで変わっていたなぁ。今度帰ったときに行ってみるかな。。