いまさらながらWindows Core Audio APIについてのポイントを押さえるためのメモ。
■低レイテンシ・音とびのないオーディオ再生。
■オーディオデバイスの個々の役割がカテゴライズされている(console, multimedia, and communications)
■オーディオ端子の抽象化(スピーカ、ヘッドフォン、マイクロフォン)
(MSより画像参照)
※なので、サウンドカード単位ではなく、あくまで端子単位で抽象化されている点に注意する。
■従来のAudio APIはWindows Core Audio上の高レベルAPIとして実装されている
・DirectSound
・DirectMusic
・Windows multimedia waveXxx and mixerXxx functions
・Media Foundation
(MSより参照)
■Windows Core Audio APIは4つのAPI群で構成されている
・Multimedia Device (MMDevice) API
システム中のオーディオ端子を列挙するために使用する。
・Windows Audio Session API (WASAPI)
オーディオ端子からもしくはオーディオ端子へのストリームデータの管理や生成を行う。
・DeviceTopology API
オーディオアダプタ内のボリュームやミキサ、それを接続するための設定などを管理する。
(MSより参照)
・EndpointVolume API
直接オーディオ端子上のボリュームコントロールにアクセスするためにこのAPIを使用する。 このAPIは、主にアプリケーションによって排他モードのオーディオストリームに使用される。