WASAPI - About the Windows Core Audio APIs

公開:2009-11-16 11:57
更新:2020-02-15 04:36
カテゴリ:windows,windows core audio api,wasapi,audio,windows api

いまさらながらWindows Core Audio APIについてのポイントを押さえるためのメモ。


■低レイテンシ・音とびのないオーディオ再生。

■オーディオデバイスの個々の役割がカテゴライズされている(console, multimedia, and communications)

■オーディオ端子の抽象化(スピーカ、ヘッドフォン、マイクロフォン)
(MSより画像参照)

※なので、サウンドカード単位ではなく、あくまで端子単位で抽象化されている点に注意する。

■従来のAudio APIはWindows Core Audio上の高レベルAPIとして実装されている

・DirectSound
・DirectMusic
・Windows multimedia waveXxx and mixerXxx functions
・Media Foundation

(MSより参照)


■Windows Core Audio APIは4つのAPI群で構成されている

Multimedia Device (MMDevice) API

システム中のオーディオ端子を列挙するために使用する。

Windows Audio Session API (WASAPI)

オーディオ端子からもしくはオーディオ端子へのストリームデータの管理や生成を行う。

DeviceTopology API

オーディオアダプタ内のボリュームやミキサ、それを接続するための設定などを管理する。

(MSより参照)



EndpointVolume API

直接オーディオ端子上のボリュームコントロールにアクセスするためにこのAPIを使用する。 このAPIは、主にアプリケーションによって排他モードのオーディオストリームに使用される。