Synth-1がバージョンアップされ、カバー曲が作りたくなったので打ち込みはじめた。 ベース音に新しいフィルタを使ってみている。バスドラ以外はすべてSynth-1で作っている。シーケンサー(Tracker)はBuzzだ。
まあお聴きのとおりで、まだまだ完成には程遠い。バッキングのコード弾き部分がいまだによくわかっていないので、そこそこのところにまで持っていけるかどうかも未知数だ。 これができれば、「Solid State Survivor」のA面の3曲が完成するのだが。「Solid State Survivor」をすべてカバーするのが中学生ころからの夢であるが、実現はまだまだ先のようだ。
私はYMOの楽曲がものすごく好きで、8ビットパソコンのころからカバー曲つくりを行っている。PSGを音源としてダブルカセットデッキで多重録音をしてYMOのカバーを作ったり、PCの進化に伴ってFM音源->MIDI音源->内蔵音源->ソフトシンセと使うものは変われども作るものはYMO関連ののカバー曲で一貫している。これをやるためにPCを買ったようなものだ。その割には音楽知識がまるでないのが問題だが。
音色はかなり近いものが作れるようになったけれど、やっぱりグルーブ感というか、ノリというのがまだ全然再現できない。打ち込んでみるとわかるけどYMOは手弾きの部分が結構多い。メンバーの方々はプロ中のプロといった方々なのでノート・オン、ゲート・タイムなどは培われたテクニックによって独特のタイミングである。ライディーンなんかもそうだ。フレーズをまねることができてもグルーブ感も真似ることはなかなかできない。でも発音タイミングを解析してそれを反映させればよさそうだけれども、微妙な違いはでてくるだろう。そこまでやってみたい気もするが。
私の場合カバー曲を作るというよりも1/1.5スケールの曲モデルをソフトシンセで作るという感じが近いかな。プラ板を使ってフルスクラッチでモデルを作るような。そんな感覚である。