下の日記で見つけた「World of Spectrum」というサイト。
http://d.hatena.ne.jp/hally/20060118
以下引用。
ZXスペクトラムというパソコンはクリーンなエミュレーションの実現にかけて最先端に位置する存在です。エミュレータの配布が正式に認可されているだけでなく、過去に市販されていたソフトの大半や関連資料まで公認・無償で入手できるといういたれりつくせりの環境には、旧世代機エミュレーションの理想像が示されているといっても過言ではないでしょう。こうした状況はひとえにユーザーたちの著作権問題意識の高さと積極的なボランティア活動のたまもので、その成果はWorld of Spectrumというサイトに集約され、誰でもアクセスできるものとなっています。
しかしこのメーカーの寛大な姿勢は驚嘆に値する。おかげでスペクトラムというPCのリソースはこの先もずっとネット上に残り続けるだろう。8ビットPC時代のリソースってとても貴重だと思うから、国産メーカーも見習ってもらいたい気もするね。
シンクレアというのは、確かZX81という製品が国内でも発売されてたと思う。私も雑誌で何回か見たことがある。当時の8ビットPCにしては破格の値段だった。ウィキペディアによれば38,700円だったらしい。確か放電破壊プリンターとセットになった写真だったように思うが、定かではない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A2_ZX81
低価格と引き換えにRAMが1kbしかなかった。当時としてもかなり低容量のメモリだが、この価格に抑えようとすれば仕方なかったのだろう。
話はZXスペクトラムに戻るが、このPCは日本では発売されなかった。外観は以下である。確かに見たことないな。。
当時の国産低価格PCと比較してみることにする。
スペック | ZX Spectrum | ソード M-5 |
---|---|---|
CPU | Z80 3.5MHz | Z80 3.5MHz |
メモリ | 16KiB | 4KiB |
テキスト | 32 x 24 15色 | 32 x 24 16色 |
グラフィック | 256 x 192px 15色(8x8ドットごと2色) |
256 x 192 px 横8ドットごとに16色中2色 スプライト機能 |
サウンド | 単音 | 3音 + 1ノイズ |
搭載言語 | BASIC | BASIC |
価格 | 125ポンド(約54,400円) (1982年の為替レートで計算) |
49,800円 |
発売年 | 1982年 | 1982年 |
ソード M-5も当時のスペックとしてはなかなかよかったと思っていたから、まあまあの性能で価格もかなり抑えられていると思うね。これならヒットしてもおかしくないね。ただアメリカでは振るわなかったそうだが。コモドール64があったからだろうね。たぶん。
ちょっと8ビットPC時代の気分に浸りたいから、エミュレータをダウンロードしてゲームでもやってみようかなぁと思っている。