0-0。
やはり、ディフェンスが引いてしまったこの試合は、川口の好セーブでなんとか引き分けたものの、内容的には負けている。
日本はできるだけ敵陣に近い位置でリスクを背負ってプレスをかけ、ボールを奪い、細かいパス回しでゴールを狙うチームなのだ。
ディフェンスの位置が低いと中盤のプレスが効かずどうしようもない。
4バックでの左サイドの守備だが、やはりどうしようもなかった。
相手の右サイドにいいようにやられ、センタリングを上げられてしまう。
FWの得点力不足を補うためにはとにかくどこからでも少しでもチャンスがあればシュートを打ちまくらなくてはならないのだが、やはりきれいにゴールしたいのか、自信がないのか、ここでシュート!という場面でパスを出してディフェンスにしてやられる場面が多い。
これではブラジルには勝てない。
奇跡が起こるのを祈るのみだ。