マスコミ

公開:2009-10-02 13:59
更新:2020-02-15 04:36
カテゴリ:日記

朝日の一面に、鳩山さんの「小」スキャンダルが大見出しで載っていた。
自民党が与党であったときも散々見てきたこのマスコミによる、「小スキャンダルで民意を煽動し、コロコロ大臣・総理を変えさせる」のは何の目的で行っているのか?
マスコミはその多大なる影響力をもってこの国をどうしたいのだろうか?僕には破滅に導いているとしか思えない。

なぜもっと真摯に公平に報道しないのだろう。
なぜ事の重大性と紙面の面積をあえて変えて、さも重大であることのように見せようとするのだろうか?

人間は「善・悪」を併せ持つ生き物であり、政治家であっても悪の部分が存在するはずである。そういう前提で物事を語るべきである。
マスコミは政治家に「悪」の部分はすべて排除せよといわんばかりだ。
しかも、その悪が犯罪であるのかどうかわからない段階でまるで「悪」であるかのように書き立てる。

人間は「悪」を内包するからこそ「悪」を抑制するための「法」が必要なのであり、「悪」をできる限り減らすために日々反省し、「遵法」にいそしまなければならない。
過去に法の過ちを冒すことは人間なら誰しもあることであり、「反省」および「厚生」をして現在遵法状態にある人間を、過去に遡及して現状を顧みず批判する記事も本当に多い。


マスコミがいかにいい加減かは今に始まったことではない。

マスコミは戦前のファシズムの台頭を助け、破滅へと導くよう国民を煽動したという事実がある。
戦後マスコミは自省をしただろうか?ファシズムという「悪」なるものに屈せず、沈着冷静に事実を公平に報道したかどうかという点において。