FFMpegのフィルター・グラフを使ってオーディオ・ファイルを動画化する。

公開:2016-08-28 22:23
更新:2020-02-15 04:37
カテゴリ:ffmpeg,ymo,rydeen,reaper

REAPERを使ってRYDEENのカバー曲を作っていて、久しぶりにFFMpegを使ってオーディオ・ファイルを動画化してみた。 スペクトル表示の上に、波形表示を重ねてみている。最後の数秒で画面をフェードアウトするのも試みてみた。

コマンドライン以下の通りだ。ようやくFFMpegのフィルターグラフの書き方がわかったよ。。すぐ忘れそうだけど。。

ffmpeg -i (オーディオ・ファイル名) -filter_complex "[0:a]showspectrum=mode=separate:color=cool:scale=cbrt:overlap=1:s=1920x1080[spectrum];[0:a]showwaves=s=1920x1080:mode=cline:split_channels=1[waves];[spectrum][waves]blend=all_mode=average,fade=t=out:st=268:d=3[out]" -map "[out]" -map 0:a -t 00:04:34 -c:v libx264 -ab 320k -preset fast -crf 18 (動画ファイル名) -y

フィルタ・グラフを図に書くと以下となる。

フィルター・グラフは強力な機能であるということがよくわかると思う。これがコマンド・ラインで定義できるところがFFMpegのすごいところなのである。