Suchmosを聴いていて、20代前半に一時期アシッド・ジャズを好んで聴いていたことを思い出す。アシッド・ジャズというのはどのようなカテゴリなのかいまだにわかっていないんだけど。 好んで聴いていたのは「Young Disciples」とか「Omar」とか。あとインコグニートとかもあったな。さらには「Brand New Heavies」とかだな。 一番よく聴いたのは「Young Disciples」の「Apparently Nothin'」という曲。
このローファイなサンプルを使ったリズムがもう好きでたまらなかった。打ち込みなんだけど生っぽい感じがする。当時こういうリズムがちょっと流行っていたと思う。 古いレコードからドラムのソロパートをサンプリングしてループし、リズムを作る手法というのは1980年代後半からあったけど、1990年代になるとそれをもうちょっと細かく分解して再構築するような音作りになった。
例えば「Soul II Soul」の「Fairplay」とかね。このベースも好きなんだよね。音は軽いんだけどね。
まあこれはTR-909入っているけどね。「Soul II Soul」はTR-909の音をうまく使っていたなぁ。これはアシッド・ジャズではないけど。
それの頂点的サウンドが「Young Disciples」あたりじゃないのかな。
インコグニートはなんかハウス色の強い曲も作ったりしていたね。アシッド・ジャズってすそ野の広い音楽なのかね。
それがさらに進化して、サンプリングじゃなくて生になったのが「Brand New Heavies」なのかなと思う。
ちょっとポップだよね。「Brand New Heavies」は。
アシッド・ジャズとしての頂点はジャミロクワイなのね。知らなかった。ジャミロクワイは結構やっているジャンルは広いけどね。こういうディスコっぽいものもやっているしね。ディスコっぽくはないか。。
この曲が入っている「Travelling Without Moving」は持っていてよく聴いたけどね。
20代前半はアシッド・ジャズだけでなくてブラック・ミュージック全般を好んで聴いていた。 きっかけは細野さんの「S-F-X」や、「F.O.E」を聴いたからだと思うな。