PsycleWTL:Multi Language

公開:2004-10-07 21:52
更新:2020-02-15 04:36
カテゴリ:psycle wtl,windows,audio,tracker

今日もBUGの修正を行いました。

・リソースを別DLLにしたら、XP-Styleが適用されなくなった。
これはマニフェストのみのリソースをPsycleWTL.exeにくっつけたら適用されるようになりました。

・また、パターンエディタの描画が遅くなった。
TextOutの文字数をカウントするのにsizeof(TCHAR配列)でおこなっていました。
Unicodeにすると、sizeof(TCHAR配列))で得られるのは文字数×2となってしまうので、TextOutがおかしくなったのでした。これはsizeof() / sizeof(TCHAR)と修正しました。

・OutputDeviceにASIOが選べない。
これは???ちょっと放置してます。

・ファイル保存、読み込みがおかしい。
以前のファイルフォーマットを維持するため、Unicode-ANSI変換を行っています。そこがいかれているため、いろいろなエラーが出ています。

というわけで現在25%位の完成度です。
一応音は鳴っています。

とりあえず、今後やりたいことは、

1.前のMultiByte版並の安定度にする
2.クラス構造を見直し、再構築する
・カプセル化できていないクラスはすべてカプセル化します。
・大きな塊ごとにコンポーネント化し、入替可能にします。
・ライブラリ(WTL,ATL,STL,boost)が使用できるところは積極的にコードの置き換えを行い、コーディングを省力化します。多少のパフォーマンスの低下は目をつぶります。

3.ファイルI/Oの見直し
・現在のC的なファイルI/Oをやめ、streamに移行します。
・XMLでシリアライズできるようにします。

4..NETへのラッパクラスを作る
・再構築ができたら、.NETのラッパクラスを作ります。
・2.で再構築したコンポーネントを、.NETで開発できるようにします。
・.NET言語のソースを読み込み、動的にコンパイルし、実行できる環境を提供します。

5.ActiveScript Hostを実装する
JScript VBScriptでプラグインやPsycleの構成モジュール、コンポーネント開発できるようにします。

6.XMSamplerを完成させる
完成させたいですが、その前にJAZさんが作ってしまうかもしれません。

というわけで、またしてもかなりの大風呂敷です...。
以前私が言っていた大風呂敷は、どこへいったのでしょう?