PsycleWTL:XMSampler

公開:2004-03-04 18:36
更新:2020-02-15 04:36
カテゴリ:psycle wtl,windows,audio,tracker

MPTのソースを見ていると、Tickをベースに処理が進んでいきます。
Tickは最小処理単位のことで、デフォルトでは1/50秒もしくは1/60秒で、テンポによって変動するようです。
1Row = XTicks(Xは可変)となっています。エフェクトもTick単位で処理されます。
Psycleはどうかとソースを見ますと、サンプリング周波数単位で処理が進んでいきます。なのでTickというものはなくあえていうならサンプリング周波数がそれにあたるのでしょう。
ただサンプル単位にきちきちスレッドループをまわしているのではなく、バッファ単位で10ms-20msの間隔(これは出力インターフェースでまちまち)をおいて処理しています。
変数にtpb(TicksPerBeat)とかあるのでこれかなーと思っていたのですが、これは画面上の表示ではLines Per Beatとなっていて、ビートあたりの行数のことをさしていたのでした。
このあたりで、少し惑わされてしまいました。