The Microsoft Sound

公開:2014-12-01 09:00
更新:2020-02-15 04:37
カテゴリ:windows,音楽・動画,audio,コンピュータの歴史

The Microsoft Sound.wavはブライアン・イーノが作曲

毎日のように聞いていたこの曲。ブライアン・イーノが作曲してたんですな。なんか今までとは違う物悲しい感じのスタートアップ曲だったので印象には残っていたけども。Windows 3.1くらいからマルチメディア機能の強化を図っていたからサウンドの品質も良くなったのでこういう繊細な音楽が採用されたのだろうか。フォーマットを確認したところ22,050Hzモノラル16ビットであった。まあ当時にしてはそこそこの音質かな。。

このころのサウンド・ボードと言えばもうAdlibではなくなっていて、Sound Blaster全盛であった。Sound Blaster 16とかSound Blaster AWE32がちょうどこのころリリースされたころだ。ちょうどFM音源からサンプリング音源に切り替わる過渡期だった。その後サンプリング音源もなくなりPCMのみとなっていくんだけれどもね。

Windows 95はもちろん大好きなOSのうちの一つだ。これでようやくMacに追い付けそうな感じを受けたものだ。Windows 3.1のころから私はWindowsを主に使うようになりWindows95になるとほぼWindowsのみで仕事をするようになった。趣味の方でもWindows 95マシンを使用するようになった。ちょうどAptivaを使っていたころだろうか。Aptivaの音源はSBPro互換+波形メモリ音源だったね。

マイクロソフトはPCゲームのサポートにも力を注いでいたね。それもWindowsがシェアNo.1となった要因の一つだろうと思う。面白いゲームはIBM PC/AT互換機が多かったからその資産をうまくDOSからWindowsに移行させたのは評価できると思う。WinGから始まるPCゲーム環境のサポートは現在もDirectXとして継続している。

マイクロソフトがすごいのはオプションデバイスが氾濫し混沌としていたPC/AT互換機の世界をを長い年月をかけて1つのOSにまとめあげたところだ。これは並大抵のことではない。やはりビル・ゲイツは只者ではない。

そのビル・ゲイツもポール・アレンがいなかったらこの偉業は果たせなかっただろう。スティーブ・ジョブズがウォズとコンビのようにね。