Windows 10におけるオーディオ機能

公開:2015-11-05 06:51
更新:2020-02-15 04:37
カテゴリ:windows 10,wasapi,アプリ・ライブラリ・言語,windows,audio,windows api

ちょっと前から気になっていたこと。Windows 10のオーディオ機能は果たして今どうなっているのかということ。

Windows 10ではWASAPIも地味だがグレードアップしており、共有モードでのレイテンシーが改善されているらしい。Store アプリは基本的には共有モードでの使用が前提だから、この改善はまあ妥当かなと思う。 具体的にはIAudioClient3インターフェースが新たに追加されており、このインターフェースは次の3つのメソッドを持つ。

で、このAPIを使って10ms以下の低レイテンシーな再生が可能になるようだ。ただドライバのサポートが必要そうだ。私のオーディオ・インターフェースはもう販売終了してしまっているから、もう対応してくれないだろうなー。

あとAudio Graphというものもある。これはWeb Audio APIに相当するもの。ゲームアプリとかはこのAPIを叩いてBGMや効果音を再生するようになるのだろうね。どのようなノードを有しているかはこれから調べてみようかなと思う。

こういうAPIを見るとUWPを使ってアプリを作ってみたくなってくるね。JSで作ってみようかな。もしくはC++でね。Electronでネイティブ・モジュールという手もありそうだけど、難しそうだなぁ。