これもたまげたなぁ。。JSで動くエミュレータ上で動くWindows 98。IE 4.0が懐かしい。。Dynamic HTMLとか、Netscapeと競っていたころだよね。。それとアクティブ・デスクトップね。
ネットワークはつながらないので、IE4でブラウジングすることはできない。スピードも実用的とはいいがたいけど、JSですべてをエミュレートしているのはすごいとしかいいようがない。
今にして思えば、IE4はなかなか面白いブラウザであったな。独自仕様が多いけどね。Active X、Active Channelとか。ああ、Active XはIE3.0からか。それとあれか、HTMLのレンダリングエンジンが「Trident」になったのもこのバージョンからなんだよね。これがIE11まで続くのだ。それからCSSやHTML 4.01に対応したのもこのブラウザからなのだ。後はマイナーだけどRemote Data Serviceという機能。これはブラウザ側でデータベースにクエリを発行したり、更新データをデータベースに反映できるようにするもの。TDC(Tablar Data Control)というのもあったなぁ。これはCSVファイルをハンドリングするもの。あとデータ・バインディング機能とかもあったんだよね。ああ、スクリプトレットというのもあったな。これはDHTMLを使ってコンポーネントを作る技術。UIの再利用技術ね。Web Componentsの原型といえるかもしれない。
あと軽いCSSエフェクトというかトランジションみたいなものも持っていたんだよね。
さらにIE5になるとXHRが実装される。華やかりしAjax時代の草分けは実はIEだったという。何かと嫌われるIEだけど、技術的には歴史に残るようのものを生み出しているのだった。