naclportsのうち、なんとかzlibはビルドできたようだ。手順もすっかり忘れていたので備忘録として残しておこう。
cygwinでツールを追加インストールする
cygwinはデフォルトではg++とかmakeがインストールされないので追加する必要がある。
下記の画面でDevelとPythonをとりあえずインストールした。最初はローカルにモジュールを全部落としてからインストールしようとしたけれど、うまくいかなかった。インターネットからモジュールをインストールするようにしたらうまくいく。ローカルからでは依存するモジュールをインストールすることができないようだ。原因はよくわからない。
naclportsのチェックアウト
次にnaclportsをチェックアウトする。手順は以下のとおりだ。
- naclportsディレクトリを作る。
.gclient設定ファイルを作る。
cd naclports
gclient config http://naclports.googlecode.com/svn/trunk/srcチェックアウトする。
gclient sync
naclportsのビルド
cygwinのbashを立ち上げてnaclports中のzlibをビルドする。
ディレクトリは頭に/cygdrive/をつけることで切り替えられる。C:\だったら/cygdrive/c/となる。/cygdrive/(ドライブ)/naclports/srcディレクトリ上でmakeするとnaclports上のすべてのライブラリがビルドできるみたいだけど、これがうまくいかない。エラー頻発。よくわからないのでzlibのみをビルドすることにした。
/cygdrive/(ドライブ)/naclports/src/libraries/zlib-1.2.3/nacl-zlib-1.2.3.shを起動したがエラー発生。Native Client SDK のインストールディレクトリ中の\toolchain\win_x86中にコンパイラとかが入っているのだけれどなぜか\native_client_sdk\toolchain\win_x86_newlibにあるものとしてビルドしようとする。とりあえずビルドするためにwin_x86ディレクトリの名前をwin_x86_newlibに変更したらビルドできた。
ようやく自分のコードをビルドできるようになった。