PsycleWTL:Multi Language着手

公開:2004-09-26 18:40
更新:2020-02-15 04:36
カテゴリ:psycle wtl,windows,audio,tracker

XMSamplerはUIが未完成ですが、開発を一時停止し、Multi Language対応を先に行うことにします。
Multi Language対応は、以下の2点の作業を行うことにより実現します。

・リソースを別DLLに分離する
これは別段難しいことはありません。
とりあえず、日本語と英語のリソースDLLを作成する予定です。

・MultiByteから、Unicodeベースにする
内部処理をMulti ByteからUnicodeに移行します。
これは結構骨の折れる作業です。
内部的な処理は、かなりTCHARを使用するよう変更しているので、変更部分はそう多くはありません。しかし、今までのバージョンのファイルフォーマットを読み込む部分は、保存されているデータのコードがMultiByteなので、読み込み時に変換をかける必要があります。よって、テキストエディタ上の単純な文字列置換では済ませられないのがちょっとつらいところです。
ファイルフォーマットも新しいものが必要となってきます。その際の保存フォーマットをXMLにしようと考えています。バイナリに比べてデータが大きくなりますので、圧縮保存するようにしようと考えています。確か音楽用のXMLフォーマットがあったような気がするので、調査の上、使えるようであればそれをベースにしたいと思います。