PsycleWTL:Win32 GUI Genericsを使用した再構築

公開:2005-01-05 18:38
更新:2020-02-15 04:36
カテゴリ:psycle wtl,windows,audio,tracker

相変わらずDirectSound周りをいじってます。とりあえず、Win32 GUI Genericsを使用してダイアログを作り直すところはできました。

今後ですが、従来のPsycleの設定画面は設定できるBufferサイズ、Buffer数、サンプルレートはドライバに関係なく一定なのですが、ここに手を入れて、ドライバの能力に合わせて上限、下限値の設定を行うように変更しようと思います。

Win32 GUI Genericsをちょっとかじってみた感想です。

・MFC、WTLのようなメッセージマップがないので、ウィンドウをラップしているクラスが非常にすっきりする。
→BEGIN_MSG_MAPがないんです!!

・ダイアログを生成すると、子コントロールに対してラッパクラスが自動的にマッピングされる。
→WTLではコントロールに対応するラッパクラスを手動でAttachするのですが、コンストラクタが呼ばれる時点でマッピングが完了しています。

・親ダイアログウィンドウのコンストラクタで子コントロールの初期値設定ができる。
→WTLではOnInitDialog上で処理するところですが、コンストラクタで初期設定できるほうが自然でよいです。