S.F.Tracker(209)

公開:2006-11-13 19:25
更新:2020-02-15 04:36
カテゴリ:sftracker,c++,windows,audio,tracker

クリップボードの実装を続けている。

今は、他のアプリとのデータの受け渡しを考えている。
たとえばWAVEデータをクリップボードにコピーして他のアプリに貼り付けたり、その逆が行なえたりすると便利そうだ。

ためしに、ClipSpyというツールを使用して、いつもサウンドデータの編集に使っているSoundEngineでWAVEデータを開き、コピーしてみたところ、クリップボードにはデータはストアされなかった。
Emu404についてきたWaveLab Liteは、下のようなXMLテキストをクリップボードにコピーする。
コピーするファイルとその位置情報をクリップボードにコピーするようだ。
<xml version="1"?>
<vst-xml version="1">
<region id="1">
<filename>D:\My Music\Mp3 Files\msd01.wav</filename>
<start>0</start>
<end>24191</end>
</region>
</vst-xml>

OS標準のサウンドレコーダはコピーすると、WAVEデータをクリップボードに保存している。

SONARはトラックデータをコピーすると、StandardMIDIファイル(RIFF)でデータをクリップボードに保存しているようだ。

アプリ内だけならコピーペーストはクリップボードを使わなくてもできるし、最近のソフトは無限回Undo/Redo可能なものが多いので、自前コピーペーストが一般的なのだろうか。

クリップボード経由のコピーペーストはイマイチ使えなさそうだ。