Vistaの安定性

公開:2007-10-08 08:31
更新:2020-02-15 04:36
カテゴリ:windows

Vistaを導入して4ヶ月になるが、いまひとつ安定性にかける。
自分のマシンでおきている現象は、「マシンの突然のハングアップ・再起動」だ。

現象はいつ起きるかわからないが、IE7で全画面でスクロールしたりすると発生するケースが多いようだ。画面が乱れて表示され、その後ブラックアウトし、再起動する。
再起動後に、GPUのドライバがハングアップしたためというエラーメッセージが表示され、ビデオドライバのアップデートを勧められる。

ここで、nVIDIAの最新ドライバ(8600GTS用、163.69_forceware_winvista_32bit_international_whql.exe)をインストールすると、ハングアップの回数がさらに増え、スタートボタンを押しただけでハングアップするようになってしまった。
ここでこの障害はGPUドライバ周りで起きているということがはっきりした。

で、このままではハングアップしまくりでどうしようもないので、Leadtek(ビデオカードのベンダ)の最新ドライバをインストールしなおしたら、若干安定した。
しかし、そこそこハングアップはする。

いろいろ調べた結果、Vista自体に不具合の修正パッチがあることがわかった。

KB932406
KB938194
KB938979
KB940105

で、さっきインストールしてみたところである。

しばらくは様子見だ。
まあ、自作PCなのでハードウェアがおかしいのかもしれないけど。。。

XPにくらべて少しはファーストバージョンの安定性があるかと思っていたが、改善されていないと個人的には感じる。パッチのペースは相変わらずだし。。。。
仕様面ではセキュリティに関する取り組みなど、いいものがあるだけに安定性が低いのは残念でならない。

後、サードベンダにいち早くVista対応を行わせるために早期にβバージョンを公開しているのだが、このβバージョンも安定性に欠ける。また、リリースごとに仕様が変わるため、ベンダ側は安心して開発することができない。なのでOSがリリースされ内容が固定されてから開発を開始するため、ドライバやアプリのリリースが遅れがちになる。
こういう状態ではユーザも導入を見合わせるのは当然だろう。

今後のMSに望むのは仕様の早期固定と、安定した(不具合のない)ソフトウェアの供給に尽きるだろう。