WebMIDI API を使ってSMFプレイヤーを作る

公開:2014-05-12 16:37
更新:2020-02-15 04:37
カテゴリ:webmidi,audio,javascript

WebMIDI APIを使用してST/GTタイプのシーケンサーを作ろうとしているが、その前にWebMIDI APIやBootStrapなどに慣れるために簡単なSMFファイルプレイヤーを作ってみた。SMF読み込みは「SMFreader.js」を使用している。プレイヤーそのものはSMFファイルをドラッグ・ドロップし再生ボタンを押すとSMFファイルを演奏するという簡単なものだ。トラックごとに出力ポートを変更したり、エフェクト量をスライダで調節することも一応できる。使用環境はPCデスクトップ・ブラウザはChromeを想定している。

SMFプレイヤーへのリンク

SMFファイルはそのまま演奏するのではなくて、独自フォーマットに変換している。データ編集を念頭に置いたフォーマットのつもりであるが、まだまだ改良の余地はある。

1年くらいWeb系の技術には触れないでいた。その間にものすごく進化していて、追っかけるのが大変である。たとえばブラウザでいつの間にやらバイナリファイルを読み込めるようになっていたりとか、promiseが使えるようになっていたりとか、WebWorkerとか、BootStrapなどのUIフレームワークとか、いろいろ、いろいろ。まあすべての技術を使いこなす必要はないけれども、便利なものは積極的に使っていこうと思っている。